しゃがの長文

毎日400文字ちょうど書きます。

0790

A5ランク、米沢牛のしゃぶしゃぶ用スライス肉を購入し、実家でしゃぶしゃぶをした。一家四人で1kg、占めて1万2千円分を平らげた。▼応用情報を合格すると、会社から報奨金が出る。そもそも結果が出るのも来月なら報奨金の振り込みはさらに先だが、気分だけならもうボーナス支給後だ。せっかく予定外の収入が入るならと、実家に還元してやることにした。妹が仕事が辛そうなので、軽いお祭りにでもして気分転換にと思ったのもある。▼肉は金をかけるのにちょうど良い。値段と比例して素人でも分かりやすいくらい美味しくなる。これがワインだと癖が強くなりすぎたりするし、四人分となると寿司やコース料理では足が出る。旅行も高いし、物は全員には用意できない。となると1万円くらいで4人全員に特別感を与えられるお金の使い方はと考えたとき、高級肉はちょうど良かった。▼1枚ごとに個別包装された薄切り肉は、話題にもしやすい。また送ろうと思う。

0782

人力でビルドするのは、手間もかかればミスも増える。コンパイルで分かるエラーならまだ良い方で、コンパイルは通っても内部処理が間違っていて出力がおかしかったり、インポートした外部ファイルにアクセスできなかったりする。そこで、ビルドするための同じコマンドを毎回自動で投げてくれるようなツールを作ろう、という発想になる。自動化は楽をするためではなく、ミスを減らす目的で始まる。▼初めはただのスクリプトだっただろう。例えばjavaなら、javacとjarの作成、それを起動してテストコードの実行までをひとまとめにしたスクリプトを動かす。そのスクリプトを毎回手打ちするのもまた不便だからということで、自動でビルド作業をしてくれるパッケージが作られる。そうして生まれた最終形態がmavenやgradleだ。ビルドは機械的にできるようになった。▼次の問題は、ビルドツールの設定がややこしいことだ。初心者には壁が高い。

0781

javaに限らずコンパイル言語では、実際に稼働するプログラムにするまでにかなり複雑な手順が必要だ。まず書かれた構文をチェックし、ソースコードコンパイルして実行可能なバイナリファイルを一旦作成し、それを一部稼働させてみて欲しい結果が得られるかをテストし、インポートしている外部ライブラリを内部に配置し直し、全体を1つのパッケージファイルにまとめ、エトセトラ。これらの作業を行うことをビルドと呼ぶ。▼システムにはインフラストラクチャの設計が必要で、その中でプログラムが動くわけだが、このプログラムもソースコードをビルドしたものである以上、プログラミングとは別にテストとビルドの手間が必要となる。▼システムエンジニアプログラマでは仕事の幅も権限も賃金も異なるが、それはこのためだ。プログラム文を書くよりも、書ける環境を整えること、書いた後に動かすことはずっと面倒臭い。面倒臭さを賃金に変えて働いている。

0779

有休を使い、0泊2日の弾丸で名古屋に行ってきた。愛知に帰省している友人に来ないかと誘われたので、観光はそこそこに、主に贅沢なものを食べようという目的で突撃した。▼深夜バスから降りたのが午前7時、名古屋駅にはまだほとんど人気がない。この時間ならモーニングをやっている喫茶店がいくつもあるだろうということで、連れと合流する前に小倉トーストのモーニングを食べてきた。衆院選のニュースを見ながら紅茶を飲んだ。夜行バスではやはり眠りが浅く、コーヒーにすればよかったと後で思う。▼昼は大須で1皿2000円の高級なモンブランを食べた。栗りんという名前のモンブラン専門店で、イートインでは栗の香りのスチームと共にモンブランが提供される。映えを意識した演出だろうが、それ以上にシンプルにケーキがかなり美味かった。▼夕飯は矢場とん味噌カツ定食。定番だ。帰りのバス代も含めてたった1.6万で済む、コスパの良い旅行だった。

0778

教習所を無事卒業した。全く同じ書き出しの記事を先週書いたが、どうやら卒業検定をもって卒業だったらしい。もっとも合格だったので特に不満はない。▼後は都内に3ヶ所ある免許センターまで行き、筆記試験を受ける必要がある。試験は9割を取らなければ受からないのでちゃんと対策が必要だが、それ以上に面倒なのが平日限定な点だ。神奈川県は日曜試験もやっているらしいが、それも数週間待ちになる状況らしく、有給の消化は避けられないだろう。1年間のどこかでいいらしいが、知識が抜ける前に取っておきたい。11月中には時間を作らなければ。▼検定は午前10時に始まり、教習所に帰ってきたのが午後1時。そこから講評や書類の返却などの手続きが続き、全て終わってから渋谷に帰ってきたのがやっと午後2時40分。もちろん途中に食事を取る時間はなく、このまま帰宅したら5時半になってしまうので、渋谷のてんやで上天丼を食べた。達成感の味である。

0777

7という数字にはなぜか縁起の良いイメージがある。縁起という漠然とした概念から分かるように、これは宗教が由来だ。実は、仏教にもキリスト教にも7を良しとする概念が存在する。▼キリスト教の場合、神が世界を作ったとされるのか7日だ。1週間という概念や、日曜を休日とする文化はここから来ている。この伝統はユダヤ教、古代バビロニアと遡ることができ、その根本にあるのは「月の満ち欠けは約7日で半月のリズム」という太陰暦だ。肉眼で観測できる惑星が7つあるからという説もあるが、宗教に噛んでくるには弱いだろう。▼同じく太陰暦を重要視した仏教でも7日は頻繁に登場する。7日で初七日、それが7回で四十九日。そもそも古代インドでは七進法が使われていたという説もあり、経典でも生物の成長は七日単位だと書かれているそうだ。▼月を根拠に単に区切りとされていた数が、漠然と「聖なる数」となる。雑な由来だが、やはり宗教の影響は大きい。

0776

アンケート営業なるものに捕まった。▼手口はこうだ。新入社員を使い、研修の一環だと言って駅から出てくる人に片っ端から声をかけ、数個チェックを入れるだけの簡単なアンケートを取らせる。時間は夜。大きくない駅ならば、夜8時を過ぎて出てくる人はきっと退勤した後で時間がある。そこに若者をぶつければ、情けで話を聞いてくれるに違いない。▼アンケートには個人情報を書く欄があり、最低でも電話番号を書いてもらう。そしてきっと帰宅したであろう1時間後くらいに、同じ新人から営業の電話をかけさせるのだ。電話も基本的には雑談で、最近まで学生だったような若者との会話を楽しんでもらう、好感度だけを稼ぐようなものだ。きっとしばらくすればまた電話がかかってくるのだろう。▼この手口の最悪な点は、新人研修をダシに個人情報を収集する点にある。残念ながらこの企業の印象は最悪だ。名前はしっかり覚えた。機会があっても絶対に使わないだろう。